登録衛生検査所 有研 > TOPICS一覧 > ノロウイルス検査について!
2019/09/17
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は1年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
ノロウイルスは手指や食品を介して経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、嘔吐・下痢・腹痛などを起こします。
健康な方は軽症で回復しますが、特に子供や高齢者は重症化したり、嘔吐物を気道に詰まらせて死亡することがあります。
ワクチンがなく対症療法となってしまうので、感染者の早期発見等、徹底した予防対策の導入 が必要となります。
【ノロウイルス検査導入例】
調理に従事する不顕性感染者が気付かない内に集団感染を引き起こす事例が全体の8割以上を占めています。
しかし、有効な検出方法は検便しかない上、昨年に厚生労働省のマニュアルに変更があり、検査実施推奨の旨が記載されています。
①定期検査(通年、流行期10月~3月)
ex.不顕性感染者(感染しても症状のないまま便からウイルスを排出している人)の発見、集団感染の予防対策
②不定期検査(必要に応じて)
ex.従業員・同居家族内に陽性者又は有症者がいる場合に従業員様の検査を行い、陽性時は配置施設の全従業員様の検査
ex.地域的に流行している場合に全従業員様の検査
③陰性確認検査
ex.陽性者の職場復帰判断の目安として検査(厚生労働省 大量調理施設衛生マニュアル準拠)リスク管理の一環として、見積もりや資料などを取り寄せて必要時に備えておくことをオススメ致します。
また、容器の常備サービスや最短即日検査結果報告が可能等、迅速な対応ができる体制になっておりまので、一度ご検討下さい。
平成29年6月、厚生労働省通知の「大量調理施設管理衛生マニュアル」が改正され、保健所等の監査の際にマニュアルに基づいた衛生管理を行っているかが問われております。
厚生労働省 大量調理施設衛生管理マニュアル
(平成9年3月24日付け衛食第85号別添)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000168026.pdf#page=27
こちらの改正に伴い、今年度も既に多くのお問い合わせ、お申込みをいただいております。
ノロウイルスの対策は無症状病原体保有者(ウイルスを体内に保有しているが症状がでていない人)を早期に発見し、集団感染を防ぐことが重要です。
今のところ、ノロウイルス便検査が無症状病原体保有者を発見する唯一の方法になります。
無症状病原体保有者を早期に発見して、集団感染を防ぎましょう。
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